心霊スポットへ行ったり、体質的な理由から、霊に憑依されることがあります。憑依されたとわからず、違和感のあるまま生活したり、奇怪な行動をして精神の病を疑われることも多々あります。
霊に憑依されたときに適切な対処法とらなければ、そのまま精神を蝕まれ、回復が難しくなることさえあります。
今回は霊に憑依されたときに起きる症状と除霊の方法について解説していきたいと思います。
霊に憑依された時の症状と除霊の方法
憑依の症状①自分の感情とチグハグな行動
霊に憑依されたことにより起きる症状としてまず最初の段階では、自分の感情とちぐはぐな行動を取ってしまうと言うことです。
例えば、悲しくないのに勝手に涙が流れて止まらなくなったり、面白いことも無いのに笑いが止まらなくなったりします。これらは霊の感情に流されてしまうことによって起こります。
自分でもその違和感は認識できますが、第三者から見ても表情と行動のチグハグな感じから、違和感を十分に感じとれるほどです。
霊の満たされない思いに同調して、お腹が空いていないのに食べ物を食べ続けてしまう、過食症と同じような症状が出ることもあります。
早い段階で除霊できなければ、実際に過食症となってしまい拒食症も併発し、長い期間を苦しむことになってしまいます。
憑依の症状②マイナスの感情を制御できない
マイナス思考の人は霊の感情に流されやすく、憑依されやすくなります。
憑依された後はマイナス思考にさらに拍車がかかり、消極的になり自虐的にもなってしまいます。周りの人たちのアドバイスも耳に入らなくなり、せっかくの周囲の人たちの思いやりさえも、心に届かなくなります。
様子がおかしいと周囲に気付かれたときには、症状は深刻化している場合が多く、うつ病と診断されてしまうことが多々あります。うつ病の治療も症状の改善には有効で必要なものですが、根本的な解決にはなりません。除霊できない限り、うつ状態を繰り返してしまいます。
憑依の症状③他人を遠ざける
霊に憑依されてしまうと、心に壁を作られてしまいます。体に違和感を感じているうちに、精神を霊によって支配されてしまうためです。自分の意志で感情を表に出すのが難しくなり、周囲に助けを求めることができなくなります。
霊は寂しくて仕方がなく、憑依した人間を自分だけのものにしようとするため、周囲から孤立させようとします。そのため人と交わらないようになり、頑なに人との付き合いを拒絶してしまいます。学校や職場でどんどん孤立していくため、引きこもりになってしまいます。
最初は風邪などを理由に休みが続き、それをきっかけに何かと理由をつけて休みがちとなり、ついには連絡もないまま学校や職場に来なくなってしまいます。初期の段階で周囲の人の力で外に連れ出すようにしないと、症状はいっきに悪化してしまいます。
憑依の症状④奇行や奇声をあげる
狐などの動物霊に憑依された場合、突然奇声を発したり暴れたりするようになってしまいます。いわゆる「狐憑き」という症状です。顔付きも狐などの動物に似てくることもあります。人の言葉も通じなくなり、意思疎通ができなくなります。暑さ寒さを感じなくなるため、冬でも薄着でいます。
社会生活が難しくなる上に、その奇行ぶりは周囲の手に負えなくなります。そのため家族によって部屋に隔離させられるか、精神科に入院させられることになるでしょう。
お祓いが有効な手段ですが、治療によりある程度症状を改善させることもできます。憑依が解けた後、憑依されていた期間の記憶がないというのも特徴です。
憑依の症状⑤声・物音が聞こえる
憑依された場合、他の人には気にならないほどの音が無性に気なったり、自分にしか聞こえない音や声が聞こえるようになります。
最初は気のせいかと思っていても、やがてそれが気のせいではないと確信に変わります。どこにいても逃げることができず、よほど強靭な精神力を持ち合わせていなければ、音や声を無視することができず、精神を病んでしまいます。
強く邪悪な霊になると、精神を支配しようとしてきます。邪悪な命令をし続けてくることにより、心の弱い人であれば、それに抗えず実行に移してしまう場合もあります。精神耗弱で事件を起こしてしまう場合に、憑依が原因であることも少なからずあるのです。
憑依された時の除霊の方法
では、憑依された場合にどのような対処を取ると良いのでしょうか?
霊との戦いは、生命力・精神力での戦いとなります。弱い霊であれば、自分の意志で振り落すこともできます。
憑依されたかもしれないと感じたならば、早い段階で対処する必要があります。まずは身体的なエネルギーを上昇させる必要があります。42度くらいの熱めのシャワーを、背中を中心に10分ほど浴びましょう。体温が上が血って流が増すことで、身体的なエネルギーが上昇します。気分も高揚し、精神的エネルギーも増します。
シャワーの後は清め塩を左右の肩に振りかけ、両手を合わせて黙祷をしたまま大きく深呼吸をしましょう。最後に心の中で「退け!」と強く念じ、両手の掌を顔の前で強く叩き合わせます。
この方法でも改善しない場合は、お寺や神社でお祓いをしてもらう必要があります。お守りやお札の力も借りましょう。
どうしても精神的に辛いと感じたときは、精神科に頼ることも必要です。薬の作用で心の負担が軽くなり精神的エネルギーを取り戻すことができます。心が強くなれば、霊は居心地が悪くなり離れていきます。
最後に
体質的なこともあるため、憑依されないように気をつけるのは難しいかもしれません。けれど、予防策はあります。心霊スポットなどに面白半分で近づいたり、よくない場所には悪い気が溜まりやすくなっているので、事件の起こった場所などに無暗に近づかないようにしましょう。
自分が憑依体質と自覚できているのであれば、お札やお守りを身につけるようにしましょう。普段からプラス思考に考えるようにして、霊につけ入れられないような強い心でいることが大事なのです。
霊に憑依された時の症状と除霊の方法
・自分の感情とチグハグな行動
・マイナスの感情を制御できない
・他人を遠ざける
・奇行や奇声をあげる
・声・物音が聞こえる
・除霊の方法