ピンク色が好きな人へ。
ピンク色と言えば、何を思い浮かべますか?女性、愛、花、ロマンチックなどのイメージですね。ピンク色は和名だと桃色、撫子色と呼ばれます。撫子は、ナデシコ科の植物で、秋の七草の一つです。平安時代の龍の色目(平安時代の高位の官女が着用した装束)にもなっている伝統色です。日本の女性の清楚な美しさ表す大和撫子という美しい言葉があります。まさにピンク色は日本女性の清楚な魅力を際立たせる色とも言えます。そのようなイメージのピンク色ですが、実際の所どのような意味や効果があるのでしょうか?
本記事ではピンク色が好きな人の性格や、どんな恋愛をするか、どんな仕事が向いているかなどを解説していきます。
①ピンク色は愛の象徴
ピンク色と言えば愛の色、優しさの色。ピンク色は珊瑚色とも言われ、珊瑚=産後から子宮を表す色とも言われます。そのことから母性の色とも言われ、まるでお母さんのおなかにいた時のような優しい安堵感を感じる色です。
・ピンク色は愛がテーマの色
ピンク色は全てを受け入れるとてもおおらかな優しさ、無条件の愛を表します。また、愛を与えるだけではなく、愛されたいという気持ちも大きく関わってきます。人間ですから、なかなか無条件の愛だけ与えるということは難しく、愛情を与える行為の裏側には自分にも愛情を与えて欲しい、認めて欲しい、自分を構って欲しいのだという心理が隠されています。ピンク色は愛し愛されたいということがテーマの色です。
②ピンク色はロマンの象徴
ピンク色は季節だと春、人生の幸福感、恋愛の至福感、スィートでロマンチックな状況や気持ちを表す色です。シャンソンの曲やドラマなどで「バラ色の人生」という言葉があるように、春に咲くローズピンクのバラは幸せやロマンの象徴と言われ、愛されています。
また、ピンク色は和名では桃色とも呼ばれます。桃の節句、ひな祭りは、甘い香りの美しい桃の花の咲く春に、女の子の健やかな成長を祈る年中行事です。
このようにピンク色は甘くロマンチックな可愛いらしい女の子の色でもあります。
③ピンク色は女性性の色
ピンク色は女性らしさを表す色です。 素直にピンク色を受け入れて、ピンクの物が好きと言える人は、女性であれば自らの女性性を受け入れて女性であることを楽しめる人です。
・ピンク色が嫌いだという女性
逆にピンク色が嫌いだという女性は、自分の女性性を否定して、無意識にニュートラルな装いを好む傾向があります。
本当はピンク色が気になり小物には使っているけれど、服装などをかっちりした感じに決め過ぎている人は、自分の女性性に抵抗している可能性があります。
・素直に自分の性を受け入れられない理由
子供の頃、女の子は女の子らしく、男の子は男の子らしくと、周りから求められて育てられた女性は、自分の中の女性性をうまく受け入れられないということが多く見受けられます。
素直に受け入れられない背景には、ぶりっこは良くない、女を使うことをよしとしない世間の風潮も影響しているようです。でも、そのよしとしないという深層心理は、本当は自分もやってみたい、自分は出来なくて羨ましいという概念が隠れています。
④ピンク色は世話好きの色
ピンク色が好きな人は、世話好きな人が多いです。その好意を受け入れてもらえないと、少しひがみっぽくなってしまう傾向があるかもしれません。周りに対する愛情がとても強い為、自分がこれだけ尽くしているのに愛を与えられていない、という気持ちが出てしまいます。ピンク色が好きな人はとても繊細で傷つきやすい傾向もあります。
⑤ピンク色は自己受容の色
ピンク色には、あらゆる面で良い自分も悪い自分も無条件に受け入れましょうと言う、自己受容のテーマがあります。ピンクばかりが気になる時は、素直にどんな自分でも受け入れるというテーマを自分自身に問いかけてみると良いでしょう。
⑥ピンク色を好む人の恋愛は愛し愛されたい
ピンク色は愛の象徴の色です。愛し愛されたいということがテーマのピンク色が好きな方は、恋愛関係においては相手を優しく包み込むことができる人です。付き合い始めるととても世話を焼いてくれます。ただ、自分の世界の中心に相手を置く傾向があり、愛を求めすぎる傾向があるので、相手をうんざりさせないようにする注意が必要になります。
⑦ピンク色を好む人の適職は人に尽くす仕事
ピンク色を好きな人はとても献身的です。気配り上手でとても世話好きです。愛情にかけては、人一倍優しい一面があり、人に尽くし世話をするのがとても好きな人です。
- 看護師
- 介護士
- 保育士
- 福祉の仕事
など、人をサポートする仕事はとても向いています。また繊細で女性らしい部分がありますので、
- 秘書
- デザイナー
- アクセサリー作家
- カウンセラー
- セラピスト
なども向いています。
⑧ピンク色は繊細な色
ピンク色を好きな人はとても繊細で傷つきやすい傾向があります。守られたい、守って欲しいという気持ちもとても強く、そのように他人も扱いながら自分も細やかに扱って欲しいと願っています。
⑨ピンク色はチャーミングで上品な色
ピンク色は恋愛の象徴的な色であり、可愛らしく見える色です。ピンク色が好きな人は周りからチャーミングで上品に見られたいという傾向があり、本人も独特のセンスを持っています。自己愛も強く、いつもきれいにしていたい、可愛くしていたいという気持ちが強いです。
⑩ピンク色はおおらかさと強さの色
仏教では、ピンク色の蓮の花は涅槃(ねはん)の象徴です。泥の中から苦境や困難を乗り越えて美しく咲く蓮の花は真のしなやかさや強さを表し、仏の叡智や慈悲の象徴とされ、全てを受容するおおらかさ、優しさ、無条件の愛を表します。
また、蓮の花言葉の一つに「雄弁」があります。説得力を持ち力強く話すという意味です。
このようなことから、ピンク色を好きな人はおおらかさと強さの両方の顔を持つと言われています。
⑪ピンク色は少し男勝りの傾向がある色
ピンク色は赤に光が入った色です。赤は男性性を示す色でもあることから、ピンクを好きな女性は、実は少し男勝りの傾向があると言われます。愛されたいという願望も強いのですが、人を支配する力も持っています。甘えたり、時にはリードしたり、その二つの力を上手に使い分けることができる器用な人です。
最後に
ここまでの長文をお読み頂き、有難うございます。
可愛らしいだけではなく強さも持ち合わせたピンク色。大和撫子と呼ばれる日本女性の清らかさ、気丈さ、美しさを象徴する色と言えます。
ピンク色を好きな方は人に尽くすことを好み、愛情深く、人一倍優しく母性的です。人間の子育ては長期間に渡りますが、その間、女性と子供を守ってもらう為に、女性は美しくあろうとする本能を持ち合わせています。女性性を否定せず、常に美しくあろうとする本能を認め、女性としての幸せや喜びを感じましょうという色がピンク色なのです。
ピンク色の意味と効果は…
- ①ピンク色は愛の象徴
- ②ピンク色はロマンの象徴
- ③ピンク色は女性性の色
- ④ピンク色は世話好きの色
- ⑤ピンク色は自己受容の色
- ⑥ピンク色を好む人の恋愛は愛し愛されたい
- ⑦ピンク色を好む人の適職は人に尽くす仕事
- ⑧ピンク色は繊細な色
- ⑨ピンク色はチャーミングで上品な色
- ⑩ピンク色はおおらかさと強さの色
- ⑪ピンク色は少し男勝りの傾向がある色
以上、最後までご覧頂き、有難うございました。