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タロットカード小アルカナのワンドは、トランプにおけるクラブに相当します。ワンドは杖や棒などと和訳され、あるときは戦いの武器、あるときは旅人の支え、またある時は魔法道具と、様々な使われ方がカードに描かれています。

いずれにしても、木でできており、燃やすことが可能です。そのため、火の属性に関連付けられています。火は人間が野生動物と一線を画す「知性」の象徴であるのと同時に、情熱や野心も焚き付けます。

今回はタロットカードの小アルカナのWANDSワンド杖の意味を全て解説したいと思います。

 

タロットカード小アルカナの意味を解説③WANDSワンド杖

 


タロットカード小アルカナ「ワンドのエース」

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握られた1本の棒が描かれています。

正位置の場合、活力が湧いてきやすく、野心に燃え、幸先の良いスタートを切れるという意味になります。仕事でも恋愛でも、このタイミングで行動に出るのが良いでしょう。また、始まりという意味以外でも、棒が一本あるだけで、何ができるのかと考えることがカード読解の幅を広げます。例えば、鉛筆のように感じられた場合、文章を用いたコミュニケーションと捉えるのもアリです。

逆位置の場合、溢れる情熱が空回りしやすい状態です。それほど悪い意味でもないため、深刻なことは起こらないでしょうが、幸先がとても良いとまでは言えません。また、情熱の空回りという意味では、周囲の人とのコミュニケーションがうまくいっていないということを暗示することもあります。特に恋愛運を見るときは、お互いに会話がきちんと噛み合っているか吟味してみましょう。

タロットカード小アルカナ「ワンドの2」

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2本の棒の真ん中で男が立ち、遠くを眺めています。手に持っているのは地球儀のようです。世界を我が物にしようと野心が溢れているのでしょう。これから片方の棒を杖にして、旅立っていきそうです。

正位置の場合、権力への意志や闘争心を意味しています。独立や高い目標を考えるのにもよい時期です。交渉事などの駆け引きでも、主導権を握りやすく、良い結果になりやすいでしょう。行き詰っている状態でも、急に2つの希望の道が提示されることもあります。ただし、その場合はどちらかを選択する必要が出てきます。

逆位置の場合、意志が弱まっている時期を暗示しています。人間関係など様々な力学が働いて、思ったように行動できないでしょう。人の言ったとおりに動かなければならない我慢の時期です。他にも、幾つかあった筈の選択肢が無くなり、選ぶ余地はありません。

タロットカード小アルカナ「ワンドの3」

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遠くに見える景気は、海のようです。男が崖の上に立っています。帆船や遠くの島とまだ見ぬ遠い世界に想いを馳せています。3本の杖のうちの一本を選んで、旅立っていくのでしょう。

正位置の場合、視野が広がり、選択肢も広がることを意味しています。広い世界を旅しつくすのは、中々時間がかかるものであり、これから進めていく何かも、先が長くなりそうです。それでも、成し遂げようとするガッツがあり、成功率は高そうだと言えるでしょう。総じてポジティブなカードですが、恋人探しや転職先探しでは、候補が沢山現れ、絞り切れないということもありえます。

逆位置の場合、視野が狭まり、選択肢が消えていくことを表します。また、想いだけが先行し、中々結果が見えてこないこともあるでしょう。数少ない選択肢を大事にして日々を過ごしてください。

タロットカード小アルカナ「ワンドの4」

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4本の木の棒が、まるで柱のように立ち、その上には葉や果実で構成された屋根のようなものがあります。中心には、夫婦とその子供らしき人物も描かれています。幸せなとある一家の様子なのでしょう。

正位置の場合、自分の行動の基盤づくりがうまく、あるいは家庭運が良好であることを意味します。恋愛運を占った時は、家庭の繁栄という意味では結婚に繋がる可能性があります。言い方を変えると、遊びの恋愛のままではいけません。仕事運では、家に関する仕事に縁があるか、自分の仕事場の基点を大事にするようにとの意味となります。縁の下の力持ちになってくれている人に感謝しましょう。

逆位置の場合、行動の基点が不安定になりやすいでしょう。つまり家庭運の低下、もしくは職場の基点が不安定になることを意味しています。外ばかりに目を向けていると、足元をすくわれる可能性がありますので、注意しましょう。

タロットカード小アルカナ「ワンドの5」

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5人の若者が、それぞれ棒を持って争っています。

正位置の場合、ライバルが出現しやすく、争いごとに巻き込まれやすくなります。その争いで勝つ可能性は高いのですが、勝ってもあまり気持ちの良い状態とは言えなさそうです。とはいえ、これは乗り越えるべき試練でもあるので、うやむやにし争いそのものを無かったことにするという解決方法はお薦めしません。頑張って勝つか、争いに向かい合った上で仲直りするかの二択です。

逆位置の場合、これもまた争いに巻き込まれやすいのですが、その争いで負ける可能性が高いでしょう。そのような状況下で無理やり勝ちにいっても、労力だけを費やして結局勝てないということも充分にありえます。そのため、早いうちに和平を結ぶとか、争いを避ける努力をすべきです。また、仕事運を占うときに、このカードが出た場合は、競合が多い仕事は避けた方が無難でしょう。

タロットカード小アルカナ「ワンドの6」

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勝利の凱旋なのでしょうか。白馬に乗った男が、シンボルを括り付けた木の棒を掲げています。その周りを従者が歩いています。しかし、従者の表情は明るいようには見えず、何を思っているのか、はっきりとしません。

正位置の場合、勝利を表します。片思いの成就、良い仕事の獲得といった形で現れるでしょう。また、自分の統率力が高まりやすい時期です。仕事や仲間内でリーダーに立候補してみたり、積極的に企画を提案したりするのにもよい時期だと言えます。ポイントがあるとすると二点で、人付き合いにビジネスライクさが必要かもしれないことと、現場に積極的に足を運ぶことです。

逆位置の場合、敗北を意味します。また、裏切りの暗示もあります。特に自分がリーダー的なポジションの場合、メンバーや部下の不満が溜まっていることがあるので、早い段階でリスクを潰しましょう。自分がリーダーではなかったとしたら、理不尽な仕事が降ってくることはありえます。

タロットカード小アルカナ「ワンドの7」

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1本の棒を持った男が、6本の棒と戦っています。男の表情から推察すると、一人の男が攻められているといったところでしょうか。

正位置の場合、防戦、抵抗、現状維持を表します。状況が最初は一見、不利かもしれませんが、それでも諦めずに自分の信念を貫き通してください。その粘りが、やがて来るであろう勝利に繋がります。仕事や恋人を変えたいと思っている人には、長期戦になるか、そもそも今の状態を続けた方が良いという意味になります。

逆位置の場合、頑張って維持している状況が崩れやすい時期です。不利な状況を受け入れ、それでも完全ダウンしないように、被害を最小限に抑える工夫が大切です。なお、味方や賛同者を得づらい時期ということも暗示しています。そこから派生する意味として、転職したいという方は、逆位置であっても苦戦する可能性があります。現状が良くなくとも、先走って、会社を辞めるということはお薦めしません。

タロットカード小アルカナ「ワンドの8」

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このカードを一言で表すと「光陰矢の如し」です。八本の棒が弓矢のように飛んでいます。時が移り変わる速さを描いているのです。意味は、大アルカナカード「運命の輪」の吉凶の振れ幅を少し小さくしたものと考えて差し支えないでしょう。

正位置の場合、変革のチャンスが来たことを表しています。良さそうなことがあったら、勇気を出して、すぐにでも飛びついてみてください。スピード感が非常に重要です。恋愛や人間関係では、新たな出会いや親密度を深める思いがけないチャンスの到来を暗示しています。

逆位置の場合、チャンスを逃すことを意味します。もしくは、特に何が原因というわけではありませんが、外的な要因からの妨害が多く、物事がうまく進まないでしょう。目の前にあるチャンスをどういうわけか活かせないということでは、あえてそのチャンスには目を向けず、今手元にある事案に対し、丁寧に接していくのもやり方のひとつです。

タロットカード小アルカナ「ワンドの9」

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棒を持った男が警戒している表情を見せています。彼の後ろには、棒が柵のように並んでいます。来るべき防衛戦にでも備えているのでしょう。意味の近いカードとして「ワンドの7」がありますが、それに比べると身を守る志向がより強まっています。

正位置の場合、やや劣勢の状況を強いられることが予測されます。それでも、来るべき試練には迎え撃った方が良いようです。基本的には、待つ、耐えるということを意味していますので、それらの行動が開運に繋がります。例えば、金運を占うときこのカードが出た場合、買い物を我慢して堅実に貯金をしておいた方が良いと読めるでしょう。

逆位置の場合、諦めを意味します。何かしら我慢している事案があった場合、その我慢は後の幸福に結びつかないことが多いようです。「ワンドの7逆位置」が「負けないように頑張れ」であれば、「ワンドの9逆位置」は「勝てない戦いは諦めた方がいい」というニュアンスになります。

タロットカード小アルカナ「ワンドの10」

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今にも倒れそうな10本の棒を男が必死に抱えて、倒れないようにしています。棒が倒れるぐらい大したことは無さそうにも感じられるでしょう。それでも必死になっているのが、男の責任感の強さの証なのです。

正位置の場合、重圧、疲労などを表します。肉体的精神的に苦難の時期です。興味深いのは、出世を目前に控えた人にもこのカードが出ることがあります。ハードワークとプレッシャーを暗示しているだけでなく、持ち前の責任感の強さにも反応しているのでしょう。また、手放せないこだわりを暗示していることもあります。仕事の進捗が遅い、人間関係がどうもぎくしゃくしていると感じたら、変なこだわりがないか振り返ってみましょう。

逆位置の場合、良くも悪くも重圧からの解放を意味します。良い意味であれば、自分が楽になるのでしょうが、悪く出た場合、他の人の仕事が自分に押し付けられて、理不尽に感じることもあるでしょう。

タロットカード小アルカナ「ワンドのペイジ」

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炎の精霊サラマンダーの柄の服を着ている若者が、木の棒を突き立てています。この棒について様々な解釈があり、例えば法律など書かれるお触書の板だと解釈する占い師もいます。一本の棒に強い思いを託す、向上心が強い性格の人物です。

正位置の場合、良くも悪くも青臭い雰囲気が漂います。希望を持ち、何事にも果敢に挑戦していける状態になるでしょう。説得力が増しますので、メッセージを発するのも悪くないです。その一方で、周囲に高い理想を求めがちになることがあります。恋愛運などは、このカードが出ると良いことが起こりやすいのですが、理想の押し付けによって関係が崩れることもありますので注意です。

逆位置の場合、情熱が空回りしやすい時期です。何かをやりたくても周囲が乗ってこないこともあるでしょうし、そもそも自分自身の信念が揺らぎやすい状態にあります。冷静さが求められています。

タロットカード小アルカナ「ワンドのナイト」

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棒を剣代わりに持っている騎士が描かれています。乗っている馬の毛並みは赤く、また騎士の身に着けている布や飾りも暖色系で、炎を彷彿させます。好奇心と情熱を武器に突き進む性格の人物です。

正位置の場合、物事が前進することを意味します。想いの力も後押しし、誰も成し遂げたことないことで成果をだしたり、困難に対する突破力が強くなったりするでしょう。ただし、好奇心の赴くままに動いてしまいやすくなります。真剣な行動をする際にも、どこか面白味を入れるように工夫した方が、より持続可能性の高い結果が出るでしょう。

逆位置の場合、情熱と好奇心の自制が利かなくなります。そのため、いたずらに周囲をかき乱してしまうことに繋がるので、注意しましょう。勢いも大事ですが、礼節や配慮を忘れてはいけません。冷静さを常に念頭に置いておきましょう。

タロットカード小アルカナ「ワンドのクイーン」

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杖を持った女王が堂々と玉座に座っています。ひまわりの花が象徴しているためか、太陽のようにポジティブな雰囲気を周囲に与えます。肝が据わった、おおらかで元気な女性なのでしょう。

正位置の場合、自信に溢れる状態を意味しています。また、仕事運が特に好調で、自分が上司のときはマネジメント力が上がります。自分が上司でないなら、女性に何かと助けてもらう機会が多くなるでしょう。女性が自分の恋愛運を見る際は、守ってあげたくなる可愛さよりも、懐が深い頼れる感じを演出した方が良い結果になりやすいです。

逆位置の場合、相手のことを受け入れる余裕がなくなる状況にあります。そうでなければ、無理に自分の主張を押し通そうとすると、人間関係にひびが入ってしまうでしょう。また、自分がそうならなくとも、自分本位の女性が現れて周囲を乱すということがあります。

タロットカード小アルカナ「ワンドのキング」

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杖を持った王が描かれています。火の属性は創造性や男性的な気質が強く、小アルカナの王の中でも、最も王らしい王だと言えるかもしれません。大アルカナの「皇帝」に通じるものがあります。強靭な意志を持った、誇り高き人物です。

正位置の場合、行動力が溢れるときです。また自分のカリスマ性やリーダーシップ能力も高まるでしょう。このときに積極的に何か行動しないのは非常にもったいないです。恋愛においても行動力が高まる時期ですが、女性が自信の恋愛を占った場合は、いかに男性が自らリードする形にもっていくのか工夫する必要があります。

逆位置の場合、行動が独善的になりやすい時期であることを暗示しています。心が弱っているため、あるいは自信が不足しているため、周囲に配慮する余裕はありません。自身に問題がないときは、権力を持った厄介な男性が近づいていることを警告しています。

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まとめ

タロットカード小アルカナの意味を解説③WANDSワンド杖

ワンドのエース
ワンドの2
ワンドの3
ワンドの4
ワンドの5
ワンドの6
ワンドの7
ワンドの8
ワンドの9
ワンドの10
ワンドのペイジ
ワンドのナイト
ワンドのクイーン
ワンドのキング


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