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厄払いの方法とは?年齢・料金・有名な神社などを解説

厄払いの方法とは?年齢・料金・有名な神社などを解説みなさんは厄年をご存知でしょうか?厄年と聞くと、何か悪いことが起きるのではないかと不安に感じられる方も多いのではないでしょうか。でも、実際に厄払いをしたいと思っても、どうしたらよいか悩みますよね。今回は、厄払いの方法について、年齢・料金・有名な神社などを解説していきたいと思います。

 

厄払いの方法とは?年齢・料金・有名な神社などを解説

 

①厄年とは

厄年とは平安時代からある日本の風習のひとつです。人は厄年を迎える年齢に、就職、結婚、出産、退職などある程度人生の節目を迎えていると考えられています。 そして人生の節目には肉体的・精神的な変わり目を迎えるので、体調の変化などが起こりやすく病気になったりするといわれています。そのため、厄年は、科学的根拠はないものの、この年齢の時には注意をした方がよいと、先人たちの知恵からくる教えであるとも考えられています。

②厄年の年齢

厄年は一年で終わるわけではなく、前厄・本厄・後厄と、3年間続きます。世の中的には、厄年とは一番気を付けなければいけない本厄のことを指しますが、前厄から厄は始まり、本厄が終わっても後厄が続くので油断は禁物です。

本厄は…
■男性(※数え年)・・・25歳、42歳、61歳
■女性(※数え年)・・・19歳、33歳、37歳
この前後に「前厄」と「後厄」があります。

※数え年とは、生まれた瞬間が1歳と考えるので、年齢+1歳で考えると分かりやすいと思います。

③厄払いをしてもらう場所

全国の神社で厄払いをしてもらえます。厄払いで有名な神社は5社ご紹介したいと思います。

【寒川神社】

寒川神社は神奈川県高座郡寒川町にあります。相模国一宮で、とても格式の高い神社です。寒川比古命 (さむかわひこのみこと)と寒川比女命 (さむかわひめのみこと)を祭神として、寒川大明神と総称されています。寒川大明神は全国で唯一の八方除の神様です。八方除とは、四方八方からくる災難や悪心の侵入を防ぎ、これからの出来事が好転するように祈願することです。

また、寒川神社の場所も重要で、日本を代表する聖地(富士山、伊勢神宮など)を結ぶレイラインの交差点上にあり、春分・秋分・夏至・冬至すべての時に太陽が神社の真上を通るといわれています。そのため、非常に強いエネルギーの場所にあるので、ご利益があるといわれています。

【八坂神社】

八坂神社は京都市東山区ある神社で、全国にある八坂神社の総本社です。素戔嗚尊(すさのをのみこと)・櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)・八柱御子神(やはしらのみこがみ)を祭神としています。八坂神社では祇園祭が有名です。これは平安時代の疫病退散を祈願した祇園御霊会の起源とされていることから、厄除け・疫病退散のご利益があるといわれています。

【吉田神社】

吉田神社は京都の吉田山にある神社です。第一殿が健御賀豆知命(たけみかずちのみこと)、第二殿が伊波比主命(いはいぬしのみこと)、第三殿が天之子八根命(あめのこやねのみこと)、第四殿が比売神(ひめがみ)を祭神としています。「厄除け詣」の発祥の地といわれ、古くから厄除けや開運にご利益があるといわれている神社です。

【富士山本宮浅間大社】

富士山本宮浅間大社は、静岡県富士宮市にある神社です。全国にある浅間神社の総本社で、駿河国の一宮、とても格式の高い神社です。富士山を神体山として祀り、木花之佐久夜毘売命 (サクヤヒメ命)を主祭神としています。日本の象徴ともいえる富士山の強力なエネルギーのもと、厄除け、縁結びをはじめとした様々なご利益があるといわれています。

【宇佐神宮】

宇佐神宮は大分県宇佐市にある神社です。全国にある八幡宮の総本社です。八幡大神(はちまんおおかみ)、比売大神 (ひめのおおかみ)、神功皇后(じんぐうこうごう)を祭神としています。宇佐神宮で行われている祭事の一つとして鎮疫祭があります。鎮疫祭は疫病災禍を祓い鎮める祭りとして、厄除けのご利益があるといわれています。祭りの際、舞台から鳥居越しに投げられる巨大な五色の御弊は無病息災のお守りとされています。

④いつ行くのがよい?

現在では、都合が合うときに行けば良いといわれていますが、古くからは厄年の元旦から節分までが良いとされています。また、暗くなる前、日が高いうちに行くのがおすすめです。

④厄払いの料金は?

厄払いの料金が提示されている神社では、3,000円・5,000円・7,000円・10,000円と分かれていることが多いです。なぜ金額が違うかというと、この金額の違いによって、祈祷後にいただくお札の種類が違うからです。料金がHPなどのどこにも提示されていない場合は、事前に問い合わせてみると教えていただける場合もあります。しかし、「お気持ちで」と言われる場合もあるので、その際は、大体の相場(5,000円~10,000円)の金額で問題ないでしょう。そして、お札はなるべく新札を用意するとよいでしょう。

料金を入れる袋を用意する場合は、紅白の蝶結び・水引きの熨斗袋(のしぶくろ)または白封筒を使用します。表書きには、「御初穂料」と縦書きにして、下に厄払いを受ける人の名前を書きます。

⑤厄払いの服装

厄払いをしてもらう時の服装に特に決まりはありません。しかし、帽子をかぶらない、裸足で行かない、肌を露出しないなど、最低限のマナーは守る必要があります。また、中には礼服もしくはそれに準ずる服装でという神社もあります。事前に確認するなどして、その場に合った服装でいきましょう。

 

最後に

いかがだったでしょうか?誰でも必ず厄年を迎えます。厄年が気になる場合は、厄払いしてみてはいかがでしょうか。その効果は目に見えるものではないですが、厄払いをしていただくことによって、気持ちがスッキリしたり落ち着くかもしれません。備えあれば憂いなしですね。

厄払いの方法とは?年齢・料金・有名な神社などを解説

①厄年とは
②厄年の年齢
③どこで厄払いをしてもらったらよいのか
④厄払いの料金は?
⑤厄払いの服装