金縛りにあった方へ。
心霊現象として様々な体験談が存在しますが、実は金縛りは「レム睡眠」中に起こる、脳は起きているけど体は眠っている状態のいわゆる寝ぼけた状態で起こる現象というのも知られています。
しかし、その「レム睡眠」中の脳波の状態は、霊的なメッセージを受け取りやすい状態でもあるのです。つまり、金縛りはただ寝ぼけていただけではなく、スピリチュアルメッセージを受け取っている可能性もあるわけです。あなたに起きた金縛りは寝ぼけただけだったのか?あるいは霊的なメッセージだったのか?
この記事では、金縛りがスピリチュアルメッセージの時の特徴、また霊の仕業だった時の特徴、その場合の予防策や対処法などを解説していきます。
金縛りとは
金縛りには、睡眠のメカニズムが大きく関わってきます。
睡眠には
- 「ノンレム睡眠」
- 「レム睡眠」
が存在します。
- 「ノンレム睡眠」は睡眠に入ってすぐに訪れる、脳は眠っていて体の筋肉は動いている深い睡眠状態です。
- 「レム睡眠」は「ノンレム睡眠」後に訪れる浅い睡眠で、体は眠っているのに脳が起きている状態です。夢もこの睡眠のときに見ます。
通常は「ノンレム睡眠」の後に「レム睡眠」が訪れますが、体や精神のバランスが崩れたりした場合など、「レム睡眠」が先に訪れてしまうことがあります。この状態のときに、金縛りが起きる場合があるのです。
事故での金縛り
また、事故などで首に強い衝撃を受けたときに一時的に体が麻痺し動かせなくなる場合があります。衝撃の度合いにもよりますが、体の麻痺だけでなく呼吸も止まってしまう場合もあるため、時間にすると30秒ほどの麻痺でも、かなり長い時間金縛りへの恐怖を感じてしまいがちです。
金縛りがスピリチュアルメッセージの時の特徴
スピリチュアルメッセージの金縛りは、「レム睡眠」に起きる場合が多いです。
しかしその金縛りが霊的なメッセージを含んでいるかを判断するのは、金縛りにあっているときに判断するのは難しいです。夢を見ているときに、それが夢だと気がつけない感覚に似ています。金縛り状態で見る夢はとてもリアルで、自分が寝ている状態だとは全く思えません。
金縛りがスピリチュアルメッセージかどうかの見分け方
見分ける術としては、目覚めたときに、自分の身の回りの状況を確認してみましょう。金縛りの最中に起きた現象と目覚めたときの状況を比較します。
例えば布団から引きずり出されたとか布団をはぎとられたりしたのに、目覚めたときに乱れのない布団の中で寝ていたのなら、それは夢だった可能性が高いです。
小さな痕跡が残っている
霊的なメッセージを含んでいる金縛りの場合、小さな痕跡が残っている場合があります。閉めたはずのドアや窓、カーテンが開いていたりします。
寝る時にカメラで撮影しておく
何度も金縛りに苦しめられるようであれば、ビデオカメラを設置して見るとよいでしょう。霊的な金縛りであれば何らかの変化が記録される可能性が高いので、分かりやすい判断材料となります。
金縛りが起きる時間
また、スピリチュアルメッセージの場合、金縛りが起こる時間がいつも決まった時間であることが多いです。
金縛りが自分の魂との交信の場合
金縛りが起きたときに自分の体が浮き上がり、気がつくと自分を見下ろしていたという体験も多く報告されています。
自分の魂との交信
これは自分の魂との交信のために起こる金縛りの可能性が高いのです。部屋を飛び出し、空を飛んでいたという話もそうです。自分の魂を解き放つことはとても難しく、瞑想や修行によってもその境地にたどり着けるかどうかは分からないほどです。
霊力の強い体質の人に起こりやすい
けれどレム睡眠中の脳波は催眠状態に入りやすく、霊力の強い体質の人は自分の魂と波長が合ってしまうことがあります。この体験ができたことはとても貴重で、魂が解放される感覚がどういうものなのか実感できるため、その後の努力によって自分の意思で魂を解放できるようになりやすいのです。