タロット占いのやり方そのものは、実はとてもシンプルです。しかし、やり方を間違えると、全然当たらないということもあります。慣れてくるまでは、この記事に書かれている注意点を守りながら、占いを行いましょう。
今回はタロット占いのやり方を超分かりやすく解説致します。
タロット占いのやり方を超分かりやすく徹底解説
タロット占いのやり方①準備する
準備ということで、道具を揃えます。このとき、タロットカードをまだお持ちでない方は、必ず新品を購入しましょう。他人から譲り受けた中古のカードの使用は控えてください。他人のタロットを使うと癖がついていることもあり、的中率が下がります。
一般的にタロットに限らず魔術道具や神社のお守りなどは古ければ良いというものではありません。酷使しすぎてボロボロになってきた場合も、新しいカードを買いましょう。なお、初心者にはウエイト=ライダー版のデッキを推奨します。
他にも、必須ではありませんが、クロス(敷布)の購入もお勧めします。理由は2つです。1つ目は物理的な理由ですが、カードを机の上でひっくり返すときにクロスがあるとスムーズにいきます。2つ目は精神的な理由ですが、占うスペースを作ることで、スピリチュアルな世界と現実世界の境界を作ったと見立て、集中がしやすくなります。
タロット占いのやり方②質問事項を決める
カードを揃えたところで、早速、占いを始めましょう。
まずは一旦、気持ちを落ち着けます。気持ちが落ち着いたら、質問事項を決めます。知りたいことについて、「いつ」「誰の」「何を」を最低限決めてください。これらを明確化しないと、タロットの答えが漠然となり過ぎてしまいます。
「いつ」についてですが、タロットは今この瞬間の運気の流れから未来を予測するため、あまり長期のことには強くありません。最長でも1年ぐらいが限界となります。
なお、同じ質問は何度もしないでください。どうしても同じ質問をしたいときは、1か月は間を置きましょう。全く同じ質問じゃなく、似た質問をする場合も、やりすぎには注意しましょう。
例えば、A君とうまくいくかどうか、次B君とうまくいくか、C君、D君…と似たような質問を続けていくと、次第に的中率が下がってきます。
タロット占いのやり方③カードを混ぜる
質問事項が決まったら、カードを混ぜます。このとき、2種類の混ぜ方を両方やります。最初にカードをシャッフルします。
クロスの上に使用するタロットカードをすべて広げ、両手で時計回りに混ぜます。タロットカードには、天地の向きによって正位置・逆位置がありますが、このシャッフルによって、カードの天地が何度も切り替わるように意識してください。大体、5~10回ぐらい混ぜたら、カードをひとまとめします。
まとめたカードを今度は、トランプを切るように混ぜます。いわゆるカットです。シャッフルでは、意外とカードが混ざっていないことがあるので、ここでしっかりカットしてください。
タロット占いのやり方④占われる人に干渉してもらう
もし対面に占われる人がいた場合、その人に何らかの形で念を入れてもらいます。一人だけで占っている場合はここを読み飛ばしてください。ここではその念の入れ方について一番シンプルなやり方をご紹介します。
よくカットされたカードの山(パイル)を3分割してクロスの上に並べます。そして、占われる側の人に、それぞれの山に、1,2,3と番号を付けてもらいます。占う側の人は、1が上段、2が中段、3が下段になるように重ね直します。これで完了です。
なお、対面占いの場合、一般的には占う側から見た天地によって、正位置・逆位置を決めます。
タロット占いのやり方⑤カードを手順に従って並べる
タロット占いでは並べ方を「スプレッド」と言います。このスプレッドにも意味があり、質問内容によって使い分けます。
「ワンオラクル」
1枚だけのカードを使って占うやり方です。朝忙しいときに1枚で今日一日の運勢を見てみる、漠然としたアドバイスが欲しい、ラッキーな時期だけを知りたいなどといった場合に有効です。ラッキーな時期を知りたい場合、各カードに付与された星座の時期を参考にしてください。
「スリーカード」
スプレッド名のとおり、3枚のカードを並べたシンプルなスプレッドです。時間軸に沿った並べ方で、過去はどうだったか、今はどのような状況なのか、将来的にはどうなるかが分かります。
「ヘキサグラム展開法」
主に恋愛を含め、対人関係運を見る際に有効なスプレッドです。
①では、占われる人の数か月前の状況を示します。または、これまでの経験やポテンシャルを見る際にも使います。
④では、依頼者が心の奥底で今考えていることを表わしています。
⑤では、どうすれば良いのかを教えてくれます。
⑥理想的な相手の雰囲気、もしくは関係性を占いたい相手の状況、現在の周囲の状況を示します。
⑦では長期的な未来の運気を示したり、もしくはスプレッド全体の方向性に影響を与えたりします。③に比べて長期的な未来を示します。
ここでご紹介した以外にもスプレッドはまだまだ沢山あります。ひと通り並べ終わったら、裏返しになっている状態から、ひっくり返して、カードを表にしましょう。その際に、カードの天地を逆転させないように気を付けましょう。
タロット占いのやり方⑥カードをリーディングする
スプレッド上のカードが置かれている場所の意味と、カードの意味を考慮しながら、どのようなことが起こりうるか、読み取っていきます。この作業をリーディングと言います。
例えば、仕事運を占う際に、「スリーカード」で③のところに、「エネルギッシュ」という意味を持つ「19.The Sun 太陽」が出てきた場合は、未来では仕事を精力的にこなしているという風に読みます。
慣れていなかったり、意味がうろ覚えだったりするうちは、一覧表などを横目にリーディングしていきましょう。一覧表はこちら「タロットカードの意味一覧★タロット占いを徹底解説」にもあります。
目的別タロット占いのやり方
タロット占いで占いたい目的が有る方は以下のリンク先をご確認下さい!
▼タロット占いで相手の気持ちを確かめる6のポイント
▼タロット占いで相性を確かめる時に大切な6の事
▼片思いの未来をタロット占いで確かめる時に大切な6の事
▼タロット占いで復縁の可能性をみる時の6のポイント
▼仕事が上手くいくかタロット占いで確かめる6のポイント
最後に
タロット占いのやり方を超分かりやすく徹底解説
①準備する
②質問事項を決める
③カードを混ぜる
④占われる人に干渉してもらう
⑤カードを手順に従って並べる
⑥カードをリーディングする