ソロモンの環という手相の見方が知りたい方へ。
古代イスラエルの王ソロモンに由来するソロモンの環という手相。知恵者として名をはせたソロモン王ですが、逸話のひとつに「ソロモンの指輪」というものがあります。天使や悪魔を使役し、動植物の声を聴くことができたという魔法の指輪です。手相の「ソロモンの環」とは、この指輪をソロモン王が人差し指に着けていた、というところの由来しています。
人差し指の下の付け根の部分に半円状を描く線を見つけたら、それがソロモンの環です。意志が強く強運で、大きな成功を掴めるといわれています。このソロモンの環があるとどんな幸運に恵まれるのかみていきましょう。
この記事では、占いライターのすずりんがソロモンの環の見方と意味をご紹介いたします。
ソロモンの環とは
最強と名高い手相
また、ソロモンの環がある人は社会人であれば、出世や起業などといった大きな目標を持ち、それを達成するだけの力を備えている人が多いです。意志の強さや優れた知恵を持ち、リーダーシップを発揮して成功を掴み取るカリスマ性があります。更にスピリチュアルにも造形が深い人にもあらわれるといいます。とにかく最強と名高い手相です。しかし、ソロモンの環は珍しい相なので、無い人の方が一般的ですから無くても問題はありません。
ソロモンの環の場所
ソロモン王が知恵の指輪を人差し指につけていたことから、人差し指の付け根の部分に現われる半円の線をソロモンの環と名付けました。人差し指の下のふくらみの部分を木星丘と呼び、この場所に出るため、木星環とも呼ばれます。
中指や薬指の同じ場所に同じような線が出ていてもソロモンの環とは判断しませんので、覚えておいてください。
ソロモンの環ができる木星丘とは
ソロモンの環は、別名を「木星環(もくせいかん)」と言います。木星丘は、富や名声、野心、権力、表現力などを表します。木星丘が厚く盛り上がっている人は、向上心があり野心家でもあります。人をまとめていく統率力や行動力もあり、夢を実現させていきます。
ゼウスが司る木星丘
ソロモンの環にあるといわれる力は、この木星丘が持つ意味と深く関係しています。木星はジュピターと呼ばれますが守護神は全能の神ゼウスです。ゼウスが司るこの丘は権力、向上心、努力、独立心など王が持つべき資質を表しています。ソロモンの環はこの丘の力を借りているのです。
木星丘にできるソロモンの環を持つ人は、木星丘の示す力を十分備えた状態になります。リーダーシップがあり前向きな姿勢で行動することで、幸運を掴み取るでしょう。
ソロモンの環を持つ人の特徴
①野心家
ソロモンの環の持ち主は、まず大変な野心家と言ってもよいでしょう。
ソロモンの環が出現する木星丘には、野心や向上心などの意味があります。ソロモンの環も木星丘の影響を受けるので、野心家で地位や名誉、権力に対する欲求も強くなるでしょう。常に上を目指して邁進する大変な努力家でもあります。
目立つことも好きなので、他人から非難されることは絶対にしませんが時に手段を択ばずに邁進します。
②カリスマ性がある
ソロモンの環を持つ人は、本人の意思と関係なく人を惹きつけてやまないカリスマ性を持っている場合が多いです。
賢く、何事にもプラス思考な人で野心家でリーダーシップもありますから、周りの人もその存在感に魅了されるでしょう。どこにいても人の上に立つ存在になりますから、自然と人が集まってくるはずです。わがままにならずに仲間をまとめることができれば、皆に慕われるカリスマになるでしょう。
③直感力がある
ソロモンの環の持ち主は、頭が良く洞察力に優れているので状況判断が適確です。そういった能力を直感力と呼ぶと私は思っています。もちろん天啓のような閃きもあります。
ソロモンの環の持ち主はアイデアマンでもあるので、どちらも兼ね備えています。勝負運があります。この力の分配が多いタイプの方ですと起業家に向いています。
④神秘的な力がある
ソロモンの指輪の逸話の中にある、動植物の声をきくことができる力。さすがにそんな超能力は宿ってはいませんが、ソロモンの環の持ち主はスピリチュアル的にも大変優れていると言われています。直感や天啓どころではない宗教的な力です。
カリスマ性と直感力に加えてこの力が大きい方で、誰かを導くということに使命を感じた場合はカウンセラーのような分野でも成功を収めるでしょう。占い師にも向いています。