感情線の見方が知りたい方へ。
感情線は小指側の側面から始まり、ゆるやかに横に伸びる線のことです。手相の基本三大線の一つといわれますから、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。その人の感情や愛情の傾向、心の状態を表します。感情線は長かったり短かったり、曲線ではなく真っ直ぐだったりと人それぞれで、とっても個性的な線です。個性が出やすいこの感情線から何を読み取れるのかをみていきましょう。
この記事では、占いライターのすずりんが感情線の見方をご紹介いたします。
①感情線とは?
生命線(親指と人差し指の間から親指のふくらみに沿って半円を描く線)、知能線(親指と人差し指の付け根の間から始まり反対側へ伸びる線)とともに基本三大線と呼ばれます。愛情線とも呼ばれ、恋愛や結婚に関しても判断することができます。
②感情線の場所は?
感情線は小指側の側面から出発し、人差し指に向かってゆるやかに手のひらを横切ります。出発する起点は、小指の付け根から手罫線までの長さの上から四分の一の場所が標準になります。長短をみる場合は、人差し指と中指の間までを標準として判断します。
③感情線の右手・左手の意味
左手
左手は先天的な性質や運勢を表します。感情線の場合は、本来の感情表現や、プライベートな場面での人との接し方などを判断します。他にも精神的な面や表に出ないその人の本心といったものを読み取れます。
右手
右手は後天的な性質や運勢を表します。現実的な行動の仕方や、普段表に出している姿になります。その人の外面であり、社会的な顔といえるでしょう。
④感情線が「濃いor薄い」の意味
感情線が濃い人
感情線が濃くはっきりしている人は、意志が強く感情表現も豊かな人です。恋愛面でも、愛する気持ちを素直に表現していくので、恋愛経験も豊富になっていくでしょう。
感情線が薄い人
感情線が薄い人は、デリケートで繊細な心の持ち主です。恋愛面では、愛情の表現を素直にできずに発展しないままということがありそうです。
感情線がほとんど見えないくらい薄い人は?
まるで感情線がないのではないか?というくらい薄い感情線の人は、感情の薄さから、冷酷な人に見られがちです。身内の縁に薄かったり、幼少の頃から愛情に恵まれないまま育ってきた人もいます。身内との縁や繋がりが薄くても、現在の友人や周囲の人に深い愛情を持って接していくことで、感情線もはっきりしていくでしょう。
⑤感情線が「長いor短い」の意味
感情線が長い人
標準よりも長い感情線を持つ人は、愛情深く感情表現も豊かです。面倒見もよく、好きなものには一途に情熱を注ぎます。人生において、恋愛をとても大切にするでしょう。
手のひらの端まで届くほど長い感情線の人は?
手のひらの反対側に届くほど感情線が長い人は、大変な情熱家で独占欲も強い人です。しかし、情の深さも行き過ぎると妬深さに変わってしまいます。恋愛面では相手を束縛したり、失恋しても引きずる傾向にあります。心を広くし、視野を広げて良い人間関係を築いていってください。恋愛の他に何か打ち込めるものを見つけておくのもいいでしょう。
感情線が短い人
中指の中心くらいで終わる短い感情線を持つ人は、感覚よりも理論や理屈を優先するので、クールな人柄に思われます。気持ちを表現することが苦手だったり、感情をあまり表に出さないので、恋人に誤解を与えてしまいそうです。愛情表現を少し大袈裟なくらいしてみてもいいでしょう。
極端に短い感情線は?
中指と薬指の間くらいのところで終わる短すぎる感情線は、ドライで自己中心的な性格を表します。本心を明かさずクールなところが、異性には魅力的に映るでしょう。情に流されることもないので、割り切った付き合いを好み、結婚を選ばない人もいます。