胸にあるほくろの意味が知りたい方へ。
人相学は文字通り、顔だけを見て判断する学問だと思われがちですが、実は顔以外の箇所を見て、鑑定することも可能な分野でもあります。
胸の周りのほくろは、当然ながら普段は服などに隠れて他人からは見えません。但し、見えないからと言って意味が無い訳ではなく、むしろ顔に現れるほくろよりも、持ち主の秘めたる愛情を語っている箇所です。胸のほくろを見れば、自分や彼氏の秘めたる恋愛傾向が分かってしまうのです。
この記事では、占い師の桂けいが、胸にあるほくろの位置から分かる性格・恋愛傾向などをほくろ占いで解説いたします。
まずは基本「生きぼくろ」と「死にぼくろ」
ほくろに「生きぼくろ」と「死にぼくろ」の二種類があることを記しておきましょう。
生きぼくろとは
尚、場所にも寄りますが、顔のほくろ占いにおいては、小さいモノより、大きくて艶のある生きぼくろの方が運がよいとされます。
死にぼくろとは
死にぼくろとは言っても、それがあるから寿命が短いと言う程の凶作用はなく、せいぜい気をつけて下さいね、程度の意味合いでもあります。この二種類を踏まえた上で、ほくろ占いを見ていきましょう。
モテモテで困る!鎖骨のほくろ
鎖骨は、胸の上から浮き出た骨格の部分。人相学では、この浮き出た箇所から人との交際や関わりの積極性を判断します。
恋愛関係でなくても、異性の友人が多い傾向にあります。人のお世話をするのが苦にならず、でしゃばることを嫌い、強い自己主張はせずに相手を立てようとする謙虚な姿勢があるなど、人を魅了する要素を、十分に秘めた人と言えるでしょう。
また、鎖骨上のほくろは、生涯を通してかけがえのない親友と付き合いが出来る相。異性間でも長年に渡って、恋愛感情抜きで友人関係でいられる、誠実な人柄と言えるでしょう。
但し、この吉作用が出るのは、ほくろが黒々としてツヤがあり、まん丸な形をして盛り上がっているほくろ(生きぼくろ)に限ります。
さらに以下の人相学的特徴もあると…
白目より黒目が大きい、笑うと口角が自然と上がるなどの特徴があると、より魅力度がアップします。
また、生きぼくろであっても、鎖骨のほくろが、腕の付け根付近や胸の正面に位置する場合は、人付き合いの要領がよすぎる余り、かえって周りの不評を買う怖れもありますので、ご注意を。
死にぼくろの場合
鎖骨のほくろが、茶色やグレーに近く盛り上がりの無い、形がいびつなほくろ(死にぼくろ)なら、人付き合いが不得意な、交際下手の証。人にスキを見せたり、弱みをさらすのが苦手な為、気のおけない友人を作るのが、苦手な面があるでしょう。
また、余りのモテモテぶりに同性からのやっかみや誤解を受けやすいかも知れません。感情を剥き出しにせず、笑顔で接していけば問題は無いでしょう。
さらに以下の人相学的特徴もあると…
併せて、黒目の上下どちらかに白目が見える(三白眼)、眉と眉との間が狭い(人差し指と中指の2本を縦に揃えた面積より小狭い)と、交際下手の傾向が強まります。
恋愛運が高いが熱しやすく冷めやすい!胸の谷間のほくろ
胸の中心部、ちょうどウルトラマンのカラータイマーの位置に生きぼくろがある人は、積極性があり情熱的なタイプでしょう。
男性なら胸板が厚め、女性の場合は乳房がお椀をあてた様に、高く盛り上がっていると、より情熱的な面が高まるでしょう。
人を惹き付ける不思議な魅力の持ち主で、情熱的でありながら要領もいいので、金運も交際運も高めでしょう。
熱しやすく冷めやすい
但し、胸の谷間のほくろの持ち主は難点もあります。一つは熱しやすく冷めやすい所。昨日までラブラブであった相手も、今日になったらめっきり興味を失ってしまう…日によって温度差が激しい、気まぐれな所があるでしょう。そのトーンの落差の激しさは周囲を呆れさせ、ともすれば信頼関係を失う結果にもなりかねないので、情熱を注ぐ対象は見失わない様にご注意を。
協調性に欠け、非常に頑固
もう一つが協調性に欠け、非常に頑固である事。場の空気を読まず、自分の意見を貫く所があり、対人面でのトラブルを引き起こしやすい傾向が。
さらに以下の人相学的特徴もあると…
耳が目よりも上の位置にあり、正面から見えず張り付いている、また頬にほくろがあると、よりその面が強くなるでしょう。場の空気を考え、相手の立場になって発言すれば、魅力もコミュニケーション力もアップするでしょう。
ピュアで一途!胸の上部のほくろ
胸の上部の位置は、鎖骨の下から乳首上にかけての範囲を示します。
胸の上に生きぼくろがある人は、情が深く優しい心の持ち主でしょう。困っている人を見ると放っておけない性格であり、その愛情の範囲は人間のみならず、動物にまで広がります。自然保護や動物愛護の活動にも、深い関心を持つ人が多いでしょう。
さらに以下の人相学的特徴もあると…
上唇が下唇よりも厚い、アゴが丸く滑らかなラインを描いてるなどの特徴があると、よりその傾向が高まります。
女性の場合
女性の場合、胸の上部のほくろはセクシーぼくろとなり、異性を惹き付けるでしょう。二股をかける程器用ではなく、好きな人に徹底して尽くします。
男性の場合
男性で胸の上にほくろがあると、セクシーさは陰を潜めますが、異性から溺愛される傾向が高いでしょう。 但し、本来の優しさから、別れ話がこじれやすい所があります。情を切り出されると、中々決断を下せないので、冷静に相手と別れたい際は、信頼出来る第三者を交えて話した方がいいかもしれません。
死にぼくろの場合
但し、このほくろが死にぼくろであった場合、内心は意外と冷たく打算的な所が。若い内はオブラートに包まれて、その本性が分かりにくい所がありますが、年齢を重ねるにつれて、意地悪な面が露呈される怖れもあるでしょう。
友情よりも愛情重視!乳房の外のほくろ
ただし、ここのほくろは、黒々とツヤがあって、盛り上がりが見られるほくろ(生きぼくろ)である事が条件です。
胸の谷間側の生きぼくろ
生きぼくろが、胸の谷間側に位置する場合は、積極的に出会いを求める事で良縁が期待出来る証。
脇の下側の生きぼくろ
また、脇の下側にほくろがあれば、攻めるより受け身の姿勢でいた方が、出会いを得られやすくなるでしょう。