人中にあるほくろ
人中(ジンチュウ)とは、鼻から上唇にかけて伸びている2本の縦スジ。運勢の強弱や健康運、女性ならば子供の授かりやすさ等を表します。
人中にほくろがある人は浮気性
ここにほくろがある人は、ズバリ浮気性の傾向が。恋人や配偶者がいても惚れっぽい所があり、恋愛関係や結婚生活が安定しにくいとされます。
人中横のほくろは不倫ぼくろ
人中横のほくろは、別名不倫ぼくろ、姦通ぼくろとも呼ばれ、恋愛運自体は高いのですが、いつも似たようなタイプばかりを追い求めた結果、付き合いが破たんしてしまうことを繰り返しがちな所があるので、ご注意を。
人中にほくろがある人は仕事の意欲が低め
人中にほくろがある人は、仕事で稼ごうとするバイタリティーに欠け、何かと途中で諦めがちな傾向が。その為、収入にバラつきが起こりやすい所があるでしょう。また、配偶者からの経済的な支えを受けにくい相でもあります。
死にぼくろの場合
人中のほくろが死にぼくろだったり、人中自体が短め、横スジや傷があったりすると、より金銭的な苦労を抱え込みやすいでしょう。男性ならば人中にひげを生やすことで、生存本能を高め、お金を稼ぐ力も高まっていきます。
ほうれい線にあるほくろ
女性にとっては、悪いイメージが強いほうれい線ですが、人相学においてはほうれい線が長ければ、長寿の相とされています。
ただ、ほうれい線の上部にあるほくろは、下半身のケガや病気に注意とされますから、この点はくれぐれもご用心を。
ほうれい線上の中央にあるほくろなら、人生経験を積み重ねた結果、財をなすとされる幸運の相とされます。
食禄にあるほくろ
食禄(ショクロク)とは、ほうれい線から、人中(唇上部にある二本の縱みぞ)まで囲まれた箇所。ここにほくろがあれば、食べることに不自由しない相。
生きぼくろの場合
食禄に黒々としてツヤがあり、盛り上がったほくろ(生きぼくろ)がある場合、生涯食べることには不自由しない相です。食べるのに不自由しないとは、それだけ金運がある証。本職以外での副業や趣味の分野で、思いがけない収入が期待出来る、福ぼくろでもあります。
食以外にも、着るモノや住居なと、生活面で不自由しない金運に恵まれるでしょう。食べるモノだけでなく着るモノや住む所にも困らない経済力を持てるでしょう。
さらに以下の人相学的特徴もあると…
併せて、食禄の面積自体が広い、人中に傷やほくろ等がないと、より安定した金運に恵まれます。
死にぼくろの場合
但し、食禄のほくろがグレーや茶色に近い色でツヤがなく、盛り上がりにも欠けるほくろ(死にぼくろ)の場合は、食べることには困らなくても、時期によって失職、事業の失敗などで金策に困る時期が出てくる怖れも。
その際、不平不満を口に出していたら、運気も上昇しません。愚痴をこぼさない忍耐力をつければ、金運も回復していくでしょう。
口角にあるほくろ
口角の位置は、話しの上手さやコミュニケーション能力の巧みさなどを表します。頭の回答が早く、言葉を武器に相手を説得させたり、説明したりするのが何より得意な証。仕事でも営業や販売など、口を活用する仕事につけば、金運を呼び込めるでしょう。
生きぼくろの場合
口角に生きぼくろがある人は頭の回転が早く、的確な言葉を選んで相手を納得させる達人でしょう。
販売や営業、司会業など言葉のスペシャリスト向きの相と言えます。が、現実的なので、恋愛におけるムードある会話が苦手と言う、意外な一面が。逆に興醒めする様なことを言って、相手を怒らせてしまうかも知れません。口喧嘩で相手を完膚なきままに言いくるめてしまい、仮に悪意がなくとも関係が気まずくなった…なんて事もありえます。
言葉に対してのセンスは高いのですから、恋愛映画や文章に触れて甘い言葉を磨く事で、ムードある会話にも対応出来るでしょう。
死にぼくろの場合
死にぼくろの場合は、何かと余計な一言が多く、人間関係にいらぬトラブルを起こしやすいので、言葉選びは慎重にしましょう。
さらに以下の人相学的特徴もあると…
併せて、口が出っ張っている、小指が薬指の第一間接の線より長いと、よりお喋りが巧みな面が表れて来ます。
但し、このほくろが色ぼくろの場合、余計なことを喋ったり秘密をうっかり露呈したりと、口は災いのもとを地でいく傾向が。それが元で信頼と金運がガタッと低下する怖れがある為、言葉は慎重に選ぶ必要があるでしょう。
下唇の両脇(比隣)にほくろがある人
比隣(ヒリン)とは、口角の斜め下、下唇の両脇にあたる所に当てはまります。
生きぼくろの場合
比隣に生きぼくろがあると、人間関係によって金運や仕事運の上がり下がりが出てくる傾向が。仕事ではライバルが多くて出世が押さえられたり、商売の妨げになることが。
また、交際相手との口論が絶えなかったりと、心の平穏を保てないことで浪費につながる怖れがあります。気持ちの安定と、良好な人間関係に務めれば、金運も回復していくでしょう。
あごの脇(奴僕宮)にあるほくろ
あごの脇にあるほくろは対人関係、後輩や部下との相性を表します。
生きぼくろの場合
ここに生きぼくろがあれば、後輩や部下からのサポートを得て発展していく人徳者の相。
死にぼくろの場合
死にぼくろだと、部下が当てにならなかったり、部下のミスの責任を背負わされたりなど、後輩指導に苦労を伴う傾向があるでしょう。
あごの中央(地閣)にあるほくろ
地閣(チカク)とは、唇下のあごの正面部分にあたります。この箇所にほくろがあると、何故か引っ越しに縁があり、各地を転々としやすい傾向があり、故郷との縁がうすい相とされます。転居する度に、出費がかさみやすいでしょう。持ち家が欠陥住宅だったり何かと修繕を繰り返さずを得ないなど、住居自体の問題も起こりやすいとされます。また、家族間のトラブルを抱え込みやすい傾向もあります。
生きぼくろ?死にぼくろ?
生きぼくろなら、色々あっても晩年は穏やかに過ごせますが、死にぼくろなら油断は禁物。日頃からの貯蓄や、人脈の確保が大切となるでしょう。
さらに以下の人相学的特徴もあると…
併せて、額の髪の生え際(遷移宮)にもほくろがあると、幼少期から社会人と至るまで、引っ越しの機会が増えるでしょう。仮に引っ越しには縁がないと感じても、住居に度々不具合や欠陥が起こり、その都度修繕費が掛かる傾向が。
先に述べた通り、地閣のほくろは転居運がある為、余り持ち家を建てることは金運的にはオススメ出来ません。どうしても家を建てたり購入する際は、欠陥住宅を掴ませられない様、十分にご注意を。
最後に
唇にほくろがある人は、食事にこだわると、恋愛運もアップするとされています。理想の恋人をゲットしたい人は、自炊を始めたり、話題のお店に行って味覚を刺激するといいかも知れませんよ!
唇の周りにあるほくろは、それが生きぼくろなのか、はたまた死にぼくろなのかをしっかりとチェックして、あなたの人を見る能力のアップや、人間関係の幅の広がりに活用して頂ければ幸いです。
以上、占い師の桂けいが唇の周りにあるほくろの意味を解説いたしました。最後までお読み頂き、有難うございます。